札幌(CAI02)では5年ぶりとなる個展「1つの言葉、3つの文字」を開催します。
本展は、2018年における日本での難民認定申請者10,493人のうち難民認定者42人に留まる現状を起点に、英語・日本語・アラビア語の3つの言語をもちいた映像インスタレーション、ドローイングなどを展示します。
遠くの出来事を自らに接続するため、難民認定申請をする人々の状況と自分を重ねる行為を行い、助けを求める者に遭遇した時どのような態度をとるのか?その行為と記録から人々の関心/無関心について考察します。
7月27日に、オープニングパーティ
8月21日に、学芸員の福地大輔氏を招きアーティストトークとクロージングパーティを行います。
高橋喜代史「1つの言葉、3つの文字」
TAKAHASHI Kiyoshi Exhibition " One word, three languages "
会期 | 2019年7月27日(土)〜8月24日(土)
休廊日 | 日曜・月曜・祝日
時間 | 13:00〜19:00
会場 | CAI02 札幌市中央区大通西5 昭和ビルB2
お問い合わせ | 011-802-6438 | http://cai-net.jp/
オープニングパーティ
2019年7月27日(土)19:00〜21:00
アーティストトーク&クロージングパーティ
2019年8月21日(水)19:00-21:00
トークゲスト:福地大輔(元釧路市民文化振興財団 学芸員)
高橋喜代史 TAKAHASHI Kiyoshi
美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター
1974年北海道生まれ。異なる複数の文化や価値観、言語をむすびつけることで多面的な作品を制作している。近年は「他者を受け入れることは可能なのか?」という問いのもと、人々の関心/無関心について考察する映像インスタレーションを発表。主な展覧会として、フランス、ニュージーランド、北アイルランドでの個展、カナダ、ドイツ、中国でのグループ展など札幌を拠点に国内外で活動。1995年ヤングマガジン奨励賞、2000年ビッグコミックスピリッツ努力賞、2010年JRタワー「アートボックス」グランプリ。2012年より、500m美術館の企画展、札幌駅前通地下歩行空間でのPublic Art Research Center [PARC]やThink Schoolなどの企画や運営を行う。2015年一般社団法人PROJECTA設立。